プレスリリース

AT&T、IBMと提携し「モノのインターネット」のイノベーションに着手

~相互接続インテリジェント機器により都市、公益事業、産業に新たなメリットを提供~

【2014年2月18日 米国ニューヨーク州アーモンクおよびテキサス州ダラス発】 AT&T*とIBM社は本日、「モノのインターネット(Internet of Things, IoT)」の基盤となる各種ソリューションを開発するグローバル提携を発表しました。両社の分析プラットフォーム、クラウド、セキュリティ技術を組み合わせることで、情報のプライバシーに配慮しながら、様々な産業の各種機器を通じて収集されるデータをさらに有効活用できるようになります。

AT&TとIBM社の当面の目標は、市役所や中規模公共事業などを対象とするソリューションの開発です。これらの組織では、大量輸送機関、電気や水道のメーター、ビデオカメラなどから得られる膨大なデータを統合し、分析する必要があります。都市におけるパターンや傾向を適切に評価することで都市計画が改善され、より適切な機器の管理を通して公共事業のコスト削減も実現できます。

AT&T Advanced Solutions シニアバイスプレジデント Chris Hillは次のように述べています。「このたびのグローバル企業二社の提携により、世界各地が一層緊密に結びつきます。IBM社と当社は、企業に“モノのインターネット”を介してリモート資産やネットワーク接続機器を活用していただくことで、彼らのビジネスをさらなる高みに引き上げることができると考えています。」

「モノのインターネット」が整備されることにより、都市計画担当者は次のようなことが可能になります。

  • 事故やサービス停止の報告からもたらされる情報に基づいた、より適切なリソースの割り当て。
  • 人々の動きを分析することによる、輸送管理や駐車容量、ファーストレスポンダー(初期救護義務者)の数や配置場所の改善。緊急時の潜在的なボトルネックなどに対する市職員の準備応答体制の強化。
  • 非効率的な交通パターンの特定による、渋滞の緩和や、多くの人が集まる場所への公衆安全リソースの効果的な割り当て。
  • ソーシャルメディアを通じて、悪天候時や交通状況に関する市民の反応をモニターし、市当局として最善策を以て対応。

IBM Telecom Industry、Strategy & Business Development担当バイスプレジデント Rick Qualman氏は次のように述べています。「都市、自動車、家、機械、コンシューマ機器のスマート化は、“モノのインターネット”とその基盤となるインフラストラクチャーの成長を促します。その結果、データ収集、予測分析、オートメーションの新たな可能性が次々と花開くことになるでしょう。AT&Tとの提携を通じて、クラウド上のセンサーとアナリティクス、モバイルアプリケーション、クラウドソーシングの活用が進み、あらゆる組織で情報を受け取る能力、応答性、予測の精度の向上が可能となります。」

AT&Tは、グローバルにアクセス可能なM2Mネットワークとデバイス、さらにグローバル加入者識別モジュール(SIM)を駆使し、世界各地のアセットを単一のグローバルネットワークに接続します。これらのテクノロジーをAT&TのM2Mプラットフォームで管理することにより、データは確実に収集、管理、保存され、アプリケーションに送信されます。IBMは、同社のIntelligent Operations Center、Maximo Asset Management、そして先進的なアナリティクス能力に加えて、IBM MobileFirst製品群を補完するIBM MessageSight MQTT Appliance を提供します。“モノのインターネット”ではモバイルデバイスの重要性が増大しており、IBM MobileFirst は、組織が“モノのインターネット”上でモバイルデバイスを活用する際に必要なマネジメント、セキュリティ、アナリティクス能力を提供します。両社はテキサス州プレイノのAT&T Foundry や世界各地のIBM Global Solution Centerでソリューションの共同開発を進める予定です。

調査会社IDC社によると、モノのインターネットを構成するデバイス数は2020年までにインストールベースで約2120億台、うち自立型デバイスが300億台に達する見込みです。IDC社は、コンシューマ向け・企業向けアプリケーションの双方でデータを収集するインテリジェントシステムがこの成長の鍵になるだろうと予測しています [1] 。

Current Analysis社 主席アナリストKitty Weldon氏は、世界のM2Mサービスプロバイダーを対象とした同社の最新ランキング調査で次のように述べています。「AT&TはM2Mサービスのプロバイダーとしてグローバルリーダーに位置づけられており、顧客を引きつける優れた事業展開を見せています。」[2]

AT&TとIBM社は、大統領イノベーション・フェローのSokwoo Rhee氏とGeoff Muilligan氏が率いる「SmartAmerica Challenge」に参加しています。このプロジェクトでは、2014年5月までに米国内の数ヵ所で試験的に「モノのインターネット」を構築し、サイバーフィジカルシステムの導入による安全性、持続可能性、効率性、モビリティ、幅広い生活の質の向上を実証することが目標に掲げられています。

[1] 2013年10月 IDC社 “Worldwide Internet of Things 2013-2020 Forecast: Billions of Things, Trillions of Dollars,” Doc #: 243661より
[2] 2013年9月 Current Analysis社 “AT&T - Global M2M Services and Strategies Vendor Profile,” より

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