プレスリリース

AT&Tが2008年第4四半期および2008年通期の業績を発表
~携帯データ・サービスの堅調な伸び、AT&T U-verse TVサービスの成長、IPデータ・サービスの継続した2桁成長が好業績を牽引~

2009年1月30日

【2009年1月28日 米国テキサス州ダラス発】

  • 2008年通期の1株当たり利益は2007年の1.94ドルから2.16ドルに増加。通期の調整後1株当たり利益は2007年の2.76ドルから2.81ドルに
  • 2008年第4四半期の1株当たり利益は前年同期の0.51ドルから0.41ドルに。第4四半期の調整後1株当たり利益は前年同期の0.71ドルから0.64ドルに
  • 第 4四半期の1株当たり利益はiPhone 3G発売の成功を反映。調整後の業績は合併関連費用と、発表済みの人員削減費用を除外。加えて2008年第4四半期の会計報告ベースおよび調整後の利益に は、iPhone 3Gの取り組みに関連した0.07ドルの影響、ハリケーン関連費用、為替変動の影響が含まれる
  • 第4四半期の携帯サービスの加入者純増は210万件で、携帯サービス加入者は前年から700万件増加して計7,700万件に
  • 2008 年下半期には430万台のiPhone 3G端末のアクティベーションが開始。うち第4四半期は190万台。アクティベーションが開始されたiPhone端末のうち約40%が新規契約の顧客によ る。iPhone 3Gの加入者はAT&Tのポストペイド加入者の平均に比べて著しく高いARPU(ユーザー1人当たりの平均売上高)と低い解約率という特徴を持 ち、引き続き高価値を実現
  • 2008年第4四半期における携帯ポストペイド加入者のARPUは、前年同期比3.9%増の59.59ドルに。ポストペイドのデータ・サービス加入者のARPUは前年同期比35.7%増、前期比10.9%増に
  • 携帯データ・サービスの売上高は、携帯統合端末の急速な普及と、携帯経由のインターネット・アクセス、メッセージング、その他関連サービスの利用増加を反映して51.2%増に。サービス提供中のAT&Tの携帯統合端末の台数は、この1年間で2倍以上に
  • AT&T U-verse TVサービスの加入者総数が大幅に増加し、第4四半期の加入者純増数は、四半期としては過去最高の26万4,000件。加入者総数は100万件以上に。AT&T U-verseネットワークは1,700万世帯で導入
  • AT&T U-verse TVサービスの急速な拡大と、VPNおよびマネージド・インターネット・サービスをはじめとする法人顧客向けサービスの成長に牽引され、第4四半期の固定通信のIPデータ・サービス売上高は14.2%増加

AT&T Inc.(NYSE:T)は本日、2008年第4四半期および2008年通期の業績を発表しました。携帯サービス加入者の堅調な増加に加え、携帯データ・ サービス、法人顧客向けIPベース・サービス、AT&T U-verse TVサービスなど主要成長分野の継続的な進展が牽引力となり、第4四半期の業績は堅調でした。こうした分野の成長は、固定回線での音声通信の売上減少な ど、かねて予測されていた経済的圧力を相殺する以上の効果をもたらしました。

AT&Tの2008年第4四半期の売上高は311億ドル、純利益は24億ドル、営業活動によるキャッシュフローは109億ドルとなりました。また、通期の売上高は1,240億ドル、純利益は129億ドル、営業活動によるキャッシュフローは337億ドルでした。

AT&T会長兼CEOのランドール・スティーブンソン(Randall Stephenson)は、「昨今の経済環境にもかかわらず、当社は2008年に売上高を伸ばし、また2009年も総売上高の成長と事業の堅調な発展を期 待することができます」と述べています。

また、スティーブンソンは、「昨年1年間を通し、当社は2009年およびそれ以降にAT&Tがさらに飛躍するための重要な体制作りを進めて きました。iPhone 3Gの発売が成功したことで携帯サービスの成長が加速し、携帯データ・サービス市場の勢力図が塗り替えられました。AT&T U-verse TVサービスも成長を続けています。米国内のネットワークにおいては、最速のインターネット・バックボーン・テクノロジーの導入を世界でも例を見ない規模 で実施・完了しました。法人顧客向け市場では、業界をリードするネットワーク機能と関連商品の一層の拡充をはかっていきます」と述べています。

また、スティーブンソンは、「このような前進を遂げた一方で、当社はコストに対する取り組みでも成果を上げ、12月に発表した年間配当の25期連続の増配を含め、株主の皆様に多大な利益を還元することができました」と述べています。

さらにスティーブンソンは、「経済環境は今後も予断を許さない局面にあるものの、良好なバランスシートと第一級の事業資産を擁するAT&Tは有利な位置を占めており、その事業遂行能力については大きな自信を持っています」とも述べています。

第4四半期会計報告

2008年12月31日を期末とするAT&Tの2008年第4四半期の連結売上高は、会計報告ベースで前年同期から2.4%増の311億ドル、合併に伴う電話帳売上の会計処理変更による影響を除外した試算値では2.2%増となりました。

連結売上高の成長を牽引したのは携帯部門売上高の13.2%の増加と固定通信IPデータ・サービス売上高の14.2%の増加で、後者には AT&T U-verseサービスおよび、VPN、マネージド・インターネット・サービスといった法人顧客向けサービスが含まれます。こうした分野の成長が、アクセ ス回線および固定回線の音声サービス利用に対する影響など、マクロ経済面からの厳しい環境による影響を相殺する以上の結果をもたらしました。

2008年第4四半期の会計報告ベースの営業費用は、前年同期の249億ドルから262億ドルへと増加しました。また、営業利益は前年同期の55億ドルに対して49億ドルでした。営業利益率は、18.1%から15.8%となりました。

2008年第4四半期の会計報告ベースの純利益は、前年同期の31億ドルから24億ドルとなりました。また、希薄化後1株当たり利益は前年同期の0.51ドルから0.41ドルとなっています。

第4四半期調整後業績

2008年第4四半期の調整後業績は、合併関連の非現金費用、合併に伴う信託資金投資の損失、および人員削減に関連するものとしてすでに発表済みの 退職費用を除外しています。なお、2007年第4四半期の調整後業績は、合併統合費用、合併に伴う償却費用、および電話帳売上の会計処理変更による影響を 除外しています。

2008年第4四半期の調整後営業費用は、前年同期の231億ドルから245億ドルへと増加しました。調整後営業利益は、前年同期の73億ドルに対 して66億ドルでした。また、調整後営業利益率は、前年同期の24.0%に対して21.1%となっています。2008年第4四半期の調整後純利益は、前年 同期の43億ドルに対して38億ドルでした。また、希薄化調整後1株当たり利益は、前年同期の0.71ドルに対して0.64ドルとなっています。

AT&Tの2008年第4四半期における会計報告ベースおよび調整後の利益率と利益には、売上高の継続的成長と、先にまとめられたコストに 対する取り組みの進捗が反映されていますが、ハリケーン関連の費用およびiPhone 3Gが携帯部門の業績に与えた影響がそれを相殺しています。当社のiPhone 3Gの取り組みによる影響で、第4四半期の税引前利益は約4億5,000万ドル(1株当たり0.05ドル)減少しているほか、ハリケーン関連の費用で税引 前利益が約1億2,000万ドル(1株当たり0.01ドル)減少しています。また、為替変動の影響により、持分利益が約9,000万ドル(1株当たり 0.01ドル)減少しました。

営業活動によるキャッシュフロー

2008年第4四半期の営業活動によるキャッシュフローは109億ドル、設備投資額は55億ドル、フリー・キャッシュフロー(営業活動によるキャッ シュフローから設備投資を差し引いた金額)は54億ドルになりました。2008年通期の営業活動によるキャッシュフローは337億ドル、設備投資額は 203億ドル、フリー・キャッシュフローは133億ドルとなりました。通期での支払配当金の総額は95億ドルにのぼり、自社株1億6,420万株を61億 ドルで買い戻しています。2008年期末時点でのAT&Tの株式発行数は、59億株となっています。

携帯事業のハイライト

2008年第4四半期のAT&Tの携帯事業は、力強い成長を遂げました。これは、ポストペイドARPUの堅調な伸びの原動力となった先進的 データ・サービスが急成長を続けていること、および加入者総数が堅調に推移したことによります。第4四半期における主な成果は、以下の通りです。

  • 携帯サービスの加入者純増は210万件。第 4四半期の携帯サービスの加入者純増は210万件で、携帯サービス加入者は前年から700万件増の計7,700万件になりました。ポストペイドの小売加入 者の純増数は130万件で、前年同期より約13.9%上昇しています。第4四半期における携帯サービス全体の月間加入者解約率は1.6%で、前期および前 年同期はどちらも1.7%でした。ポストペイドの加入者解約率は前期および前年同期と同水準で、1.2%でした。
  • 190万台のアップルiPhone 3Gのアクティベーション。2008 年7月に発売されたiPhone 3Gの劇的な成功を反映してポストペイド加入者が増加しました。第4四半期は190万台のiPhone 3G端末がアクティベーションを開始し、約40%がAT&Tと新規に契約した顧客でした。AT&TのiPhoneのアクティベーション総 数は、2008年下半期に430万台以上となりました。AT&TではiPhone独占販売により、当社のポストペイド加入者全体と比較して ARPUが約1.6倍高く、解約率が著しく低いという特徴を持った高価値ユーザーの獲得を実現し続けています。
  • 統合端末でのリーダーシップ。iPhone をはじめとする統合端末は、高価値ユーザーを獲得するためのカギとなっています。第4四半期中におけるポストペイド加入者純増数の約60%が統合端末を選 択しており、現時点でのAT&Tのポストペイド携帯サービス加入者の24.9%(1年前は13.0%)が統合端末を保有しています。
  • 携帯データ・サービスの売上高が51.2%成長。携 帯データ・サービスの売上高は、AT&Tの第一級の携帯データ・ネットワークと魅力的な端末製品ラインが寄与し、前年同期比51.2%増の31億 ドルとなりました。第4四半期にAT&Tネットワーク上でやり取りされた携帯テキスト・メッセージは約800億件にのぼり、前年同期に比べ2倍以 上になりました。インターネット・アクセスの売上とマルチメディア・メッセージングの取扱量も堅調な成長を続けています。これにより、AT&Tの 携帯データ・サービスの売上高の伸びは12四半期連続して50%を上回りました。第4四半期の携帯サービス売上高に占めるデータ・サービスの売上高は 26.6%となっており、前年同期の19.9%から拡大しています。
  • ポストペイドの加入者のARPUが3.9%増加。デー タ・サービスの堅調な伸びとiPhoneをはじめとする統合端末の普及が貢献し、業界をリードするポストペイドの携帯サービス加入者のARPUは引き続き 拡大しました。第4四半期のポストペイド加入者全体のARPUは、前年同期比3.9%増の59.59ドルでした。また、ポストペイドのデータ・サービスの ARPUは前年同期から4.29ドル増加(35.7%増)、前期から1.60ドル増加(10.9%増)の16.30ドルとなりました。携帯サービス加入者 全体のARPUは前年同期比で1.1%増加しました。
  • 携帯事業全体の売上高が13.2%増加。第 4四半期の携帯事業全体の売上高は、加入者増とデータ・サービス売上高の増加に後押しされ、前年同期比13.2%増の129億ドルとなりました。また、携 帯端末およびアクセサリーの売上を除外した携帯サービスの売上高は、13.3%増の115億ドルになりました。通期での携帯事業全体の売上高は、前年から 67億ドル増(15.6%増)の493億ドルとなっています。
  • 携帯事業の利益率が引き続き拡大。第 4四半期における携帯事業の会計報告ベースでの営業費用は102億ドル、営業利益は27億ドル、営業利益率は前年同期の17.0%から20.9%に上昇し ました。第4四半期における携帯事業の調整後での営業費用は97億ドル、同営業利益は32億ドルとなり、営業利益率は前年同期の25.7%に対して 24.6%となりました。

かねてからの予測通り、AT&TのiPhone 3Gビジネスが順調に成長したことにより、携帯サービスのOIBDAサービス利益率は前期から大幅に向上しました。第4四半期における携帯事業の OIBDAサービス利益率は、前期の33.5%および前年同期の35.3%に対して35.8%となりました。業務面の改善に加え、利益率の対前年比較に は、2008年第4四半期のiPhone 3Gによる約4億5,000万ドルのマイナスの影響とハリケーンによる費用約3,000万ドルが反映されています。iPhone 3Gおよびハリケーンの影響を除外すると、AT&Tの第4四半期の携帯事業におけるOIBDAサービス利益率は約41%となります(OIBDA サービス利益率とは、減価償却前の営業利益をサービス総売上高で割ったものです)。

固定通信事業のハイライト

2008年第4四半期の固定通信部門の業績として、IPベースのデータ・サービス売上における継続的な2桁成長、AT&T U-verse TVサービス加入者のさらなる急増、およびホールセール売上の好転の継続が挙げられます。第4四半期における主な成果は、以下の通りです。

  • AT&T U-verse TVサービスの成長の強化。AT&T のU-verse TVサービスの成長はさらに加速し、第4四半期は第3四半期の23万2,000件を上回る26万4,000件の加入者純増を達成し、サービス提供中の加入 者は100万件を超えました。この成長は、AT&T U-verseビデオの高品質な使用体験、高品位チャンネルの豊富なラインナップ、2008年下半期にU-verseサービス加入者向けに開始した Total Home DVRを含む多彩で魅力的な機能を反映しています。AT&T U-verseネットワークの導入数は2008年で2倍以上となり、現在は1,700万を超える世帯で導入されています。
  • 固定回線のIPデータ・サービス売上高が14.2%成長。AT&T の固定回線IPデータ・サービスの総売上高は、AT&T U-verse TVサービスの拡大とVPNおよびマネージド・インターネット・サービスなどの法人顧客向けサービスの成長が牽引力となり、5四半期連続して10%台半ば の成長を遂げました。ブロードバンドおよびAT&T U-verseサービスを含むコンシューマーIPデータ・サービスの売上高は21.4%増、法人顧客向け小売IPデータ・サービスの売上高は11.4%増 となりました。AT&Tの固定回線データ・サービスの総売上高に占めるIPサービスの売上高は現在45.2%を占めており、前年同期の41.5% および2006年同期の37.2%から成長しています。
  • コンシューマーARPUの成長。AT&T U-verse TVサービスおよびブロードバンドの成長を反映し、コンシューマー1世帯当たりのAT&Tの売上高は前年同期比3.4%増となりました。地域コン シューマーの接続回線数(小売の音声、高速インターネット、およびビデオ)は、2008年第4四半期末に4,700万件になりました。これに対して 2007年第4四半期末は4,940万件、2008年第3四半期末は4,750万件でした。この1年間でコンシューマー固定回線のブロードバンドおよび TV接続は180万件増加しました。地域コンシューマー向けの総売上高は、音声通信の減少がデータおよびビデオ・サービスの成長を相殺する以上の影響を及 ぼし、5.3%減の53億ドルとなりました。
  • ブロードバンド接続の伸び。固定 回線の加入者および3GのLaptopConnectカードによる携帯ユーザーを含むブロードバンド加入者の総数は1,630万件となり第4四半期中に 35万7,000件の増加、過去1年間では150万件(10.3%)の増加となりました。3GのLaptopConnectカードの件数は、この1年間で 約2倍に増加しました。AT&T U-verse TVサービスはブロードバンドにおいて高い継続率を維持し、第4四半期は90%以上となっています。携帯と固定回線ブロードバンド・サービスを組み合わせ たバンドルのセールスも引き続き堅調でした。固定回線および携帯のブロードバンド・サービス加入者は、米国内に約2万カ所のホットスポット、そして全世界 に8万カ所以上のホットスポットを設置する、業界屈指のAT&TのWi-Fiサービスを利用することができます。
  • ホールセール事業の好転。ホー ルセールの業績が大きく好転し、前年同期比1.0%増となりました。2007年第4四半期は前年同期比8.5%減だったものが改善し、これで AT&Tは2四半期連続してホールセール売上高の前年同期比増を達成しました。今回の業績好転は、予想された地域音声サービスの減少を相殺する データ・サービスの堅調な需要を反映しています。また、IBMとのグローバル・ネットワーク提携による売上も引き続き成長しました。
  • 法人顧客向け小売IPデータ・サービスの成長。AT&T の法人および地域ビジネス事業ではIPデータ・サービスの売上高の2桁成長が続き、音声通信を中心とする利用ベースのレガシー・ビジネスの売上高に対して 予想された経済的圧力の大部分を相殺しました。地域ビジネスの売上高は前年同期比0.9%減の32億ドルでした。地域ビジネスにおけるデータ・サービスの 売上高は最近の業績の傾向と同様に、7.0%の増加を達成しました。これは主に、AT&Tの地域ビジネスのデータ・サービス売上高で55.4%を 占めるイーサネットおよびIPデータ・サービスが、前年同期比で18.3%成長したことを反映しています。法人顧客向けの売上高は、音声通信およびレガ シーのデータ・トランスポートの取扱量減少を反映して、前年同期比3.7%減の45億ドルでした。法人顧客向けのセールス・フローと新サービスの採用は、 引き続き堅調です。

2008年通期の業績

業績の発表を簡素化するとともに、主要な合併統合プロジェクトがほぼ完了したことを踏まえ、2009年は合併関連費用の影響を除外した調整は行わず、かわりに業績に影響を与えた主な要因の詳細と併せて、会計報告ベースの業績を発表します。

AT&Tの2008年通期の会計報告ベースの連結売上高は、対2007年通期比4.3%増の1,240億ドルとなりました。また、通期の営 業費用は2.5%増の1,010億ドルでした。純利益は7.7%増の129億ドル、希薄化後1株当たり利益は11.3%増の2.16ドルとなりました。

2008年の連結売上高は、電話帳売上の会計処理変更による影響を除外した2007年の売上高と比較すると、3.4%増となりました。2008年通 期の調整後の営業費用は954億ドルでしたが、前年通期は913億ドルでした。また、調整後の純利益は前年の170億ドルから167億ドルとなりました。 調整後の希薄化後1株当たり利益は前年の2.76ドルから2.81ドルとなりました。

2009年の見通し

厳しい経営環境にもかかわらず、AT&Tは2009年に堅調な業績を上げる見通しです。連結売上高の成長と主要な成長分野での目覚ましい進 捗状況が見込まれ、積極的なコスト管理に重点的に取り組むとともに、株主への多大な利益還元を継続していきます。2008年の会計報告ベースの業績に基づ いたAT&Tの2009年通期の業績見通しは、次の通りです。

  • 携帯およびIPデータ・サービスの成長が牽引力となり、引き続き連結売上高が1桁台前半の範囲で成長する見込みです。
  • iPhone 3Gの顧客層の成熟に伴い、携帯サービスの利益率が大幅に向上し、売上高も引き続き成長すると予測しています。AT&Tでは2009年末までに携 帯サービスで40%台前半のOIBDAサービス利益率を達成すると予測しており、長期的には40%台中盤に達する見込みです。
  • 年 金および退職者手当の費用を除外すると、会計報告ベースの連結利益および利益率は安定する見通しです。年金および退職者手当の費用の増大により、 AT&Tでは、2009年の会計報告ベースの1株当たり利益に対して約0.19ドルの非現金経費の増大を予測しています。これは、2008年の年 金利益と、年金資産査定における大幅な方式変更が及ぼす効果を踏まえたAT&Tの一貫した会計手法を反映したものです。2009年には、年金資金 の目立った拠出要求は発生しない見込みです。
  • フリー・キャッシュフローは安定しており、同時に主要な成長分野への 投資に力を入れる、統制のとれた資本プログラムを実施します。2009年における設備投資総額は、2008年の水準と比較して10~15%減となる見込み です。2009年には、引き続きU-verseネットワークの構築を促進していきます。U-verseサービスの導入は現在、1,700万世帯に達してお り、かねて発表していた3,000万世帯での導入を当初の予定から1年遅れの2011年に達成する見込みです。

調整後業績および業績試算に関する追加資料

2008年第4四半期の調整後利益は、複数の買収事案に伴って発生した、非現金の税引前償却費用11億ドル(希薄化後1株当たり0.12ドル)、合 併に伴う信託資金投資の損失4億4,500万ドル(希薄化後1株当たり0.05ドル)、別のセグメントに反映されている人員削減関連の退職費用による6億 1,700万ドル(希薄化後1株当たり0.07ドル)を除外しています。2007年第4四半期の調整後業績は、事業統合関連の税引前現金費用3億 8,100万ドル(希薄化後1株当たり0.04ドル)、事業統合関連の非現金の税引前費用14億ドル(希薄化後1株当たり0.15ドル)、事業統合関連の 電話帳売上の会計処理変更による影響3,600万ドルを除外しています。

第4四半期の固定通信の会計報告ベースの営業費用は前年同期比0.3%減の147億ドル、同じく調整後の固定通信の営業費用は前年同期の142億ド ルから143億ドルになりました。事業の動向とコスト削減の取り組みの進展に加え、第4四半期の固定通信のコスト動向には、ハリケーン関連費用として約 9,000万ドルが含まれています。

2008年通期の調整後利益は、合併関連費用45億ドル(希薄化後1株当たり0.49ドル)、合併に伴う信託資金投資の損失4億4,500万ドル (希薄化後1株当たり0.05ドル)、人員削減に関連した退職費用9億9,100万ドル(希薄化後1株当たり0.11ドル)を除外しています。なお、 2007年通期の調整後業績は、合併関連費用75億ドル(希薄化後1株当たり0.80ドル)、携帯事業の買収による利益4億900万ドル(希薄化後1株当 たり0.04ドル)、合併に伴う電話帳売上の会計処理変更による影響6億5,600万ドル(希薄化後1株当たり0.07ドル)を除外しています。

2007年の電話帳出版および関連広告サービス部門の業績は、2006年後半に行われたAT&Tによるベルサウス社買収の影響を受けていま す。パーチェス法の会計ルールに従い、買収完了前に発生した全ての電話帳についてのベルサウスの繰り延べ売上高および経費は、2007年の連結業績から除 外されています。この償却の除外によって、2007年第4四半期の連結売上高は5,300万ドル減少するとともに、連結営業費用は1,700万ドル減少し ています。これにより、2007年通期の連結売上高は9億6,400万ドル、連結営業費用は3億800万ドル減少しました。

AT&Tは、償却後の業績によって印刷版電話帳事業を管理しています。従って、AT&Tの損益計算書の電話帳出版および関連広告 サービス部門では、2007年の償却後の業績を記載しています。2008年には連結業績および部門別業績の両方で償却会計が反映されることになります。



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AT&Tについて
AT&T Inc.は、米国内および全世界で事業を展開する通信事業の持株会社です。同社のグループ企業はAT&Tブランドのもとで各種サービスを展開して います。AT&Tは、企業向けIP通信サービスで世界的なリーダーであるだけでなく、全米最速の3Gネットワークと世界に広がる最大規模の携帯電 話のエリアカバー、さらに米国内でもトップクラスの高速インターネット接続、地域・長距離音声通信を提供しています。また同社は、Yellow PagesやYELLOWPAGES.COMを通じた電話帳出版と関連広告サービスの分野においても知られており、同社のブランドは、通信機器の革新的な 事業者に使用許可されています。AT&Tのグループ企業では、『3スクリーン統合戦略』の一環として、ビデオ・エンターテイメント・サービスの提 供を拡充しています。AT&Tは2008年に、『フォーチュン』誌の「世界で最も賞賛される企業(World's Most Admired Companies)」ランキングおよび「米国で最も賞賛される通信企業(America’s Most Admired Telecommunications Company)」ランキングで、再度第1位に選ばれました。AT&T Inc.ならびにAT&Tの提供するサービスの詳細については、http://www.att.com をご覧ください。

将来予測に関する記載についての注意事項
このニュースリリースに記載されている情報には、各種リスクおよび不確定要素の影響を受ける財務予測およびその他の将来予測に関する記載が含まれており、 実際の業績がこれと大幅に異なったものとなる可能性があります。将来的な業績に影響を及ぼす可能性のある要因についての考察は、証券取引委員会への AT&Tの提出書類に記載されています。AT&Tは、このニュースリリースの記載について、新たな情報またはその他の事項に基づいて更新 または改訂を行う義務を負わないものとします。このニュースリリースには、GAAP以外の基準に基づく情報が含まれている可能性があります。GAAP以外 の財務基準とGAAP財務基準との調整については、AT&Tのインベスター・リレーションズに関するWebサイト(www.att.com/investor.relations)をご参照ください。

注記:OIBDA(Operating Income Before Depreciation and Amortization:減価償却前営業利益)は、減価償却費を差し引く前の営業利益(損失)として定義されます。OIBDAは、Generally Accepted Accounting Principles:一般会計原則(GAAP)に従って減価償却費を除外して算定する「部門営業利益(損失)」とは異なるものです。OIBDAは債務返 済に充てられる現金には影響を及ぼさないため、配当、再投資、またはその他の自由裁量による処分が可能な資金を反映するものではありません。OIBDA は、GAAPによって確定する営業成績や営業活動によるキャッシュフローを代替する指標ではありません。ここに提示された当社算定によるOIBDAは、他 社が発表した同様の名称の指標とは異なる場合があります。

注記:フリー・キャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローから設備投資額を差し引いた金額として定義されます。経営陣は定期的に、フ リー・キャッシュフローを、設備投資などの通常の事業活動によってどれほどの現金が生み出されるかを示す重要な指標として検討し、これを基準として経営上 の決定を下しています。このため、こうした評価指標は、株主の皆様に有益な情報を提供するものと確信しています。経営陣はこの評価指標を、債務支払および 株主への利益還元に充当できる現金の目安になるものとも考えています。

注記:iPhone 3Gに関する取り組みおよびハリケーン関連費用の影響を差し引いた携帯サービスのOIBDA利益率、調整後連結営業利益率および固定通信の調整後営業利益率は、株主の皆様に有益な情報を提供する意図で記載されています。 経営陣は、iPhone 3Gの取り組みおよびハリケーン関連費用による希薄効果が事業に与える影響は短期的なものであると見ています。


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